北核危機で韓日連携が緊急だが…慰安婦TFを強行した政府
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.01 07:50
韓日間の12・28慰安婦合意の経過と内容を検討するため、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官直属のタスクフォース(TF)が31日に発足した。北朝鮮の相次ぐ大陸間弾道ミサイル(ICBM)級挑発などで韓日米の連携が緊急な状況で、TF発足が韓日間の連携にマイナスの影響を与えるという懸念が出ている。
外交部はこの日、呉泰奎(オ・テギュ)元ハンギョレ新聞論説委員室長を委員長とするTF第1回会議を開き、TF運営案と今後の計画を議論したと明らかにした。
呉委員長は午後の記者懇談会で「合意にいたることになった今までの経過と歴史、合意の内容について何が問題だったかを点検しようということ」とし「何らかの結論を想定して検討するのではない」と明らかにした。続いて「TFが事実関係を確認し、激しい議論を通じてこれを評価した後、長官に報告書で提出する」とし「報告を受けた外交部長官がどのような手続きや結論を出すかによって(慰安婦合意に対する政府の)態度が決定するとみられる」と述べた。