長距離バス「立ち乗り」禁止…通勤帯に停留場90分足止め=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.17 15:22
ソヒョン駅では10分間隔で運行されている出勤用の急行バスが予告なしに中断されて市民が不便をこうむった。バス路線がなくなったことを知らずに普段のように出てきて列に並んだ会社員パク・ジュンヒョク氏(39)は「このバスに乗って漢南洞(ハンナムドン)まで行った後、別のバスに乗りかえるのに、そちらに行くバスが突然消えた」として「明日からどんな方法で出勤するべきか大変だ」と話した。バスがなくセマウル研修院から15分間歩いてソヒョン駅に来た40代会社員は「明洞(ミョンドン)行きのバスはあんなにがらんと空いていて、漢南洞に行く人々は皆待っているなんて話にならない」として「需要を考えず不必要なバスばかり増やしたのを見ても、どれほど準備していなかったかが分かる。机上の空論のような政策では絶対に問題を解決できない」と指摘した。
政府とバス会社が混乱に備えて運行台数を増やしながら、ソウル市内の一部でも出勤の交通渋滞を招いていた。