独島(ドクト、日本名・竹島)警備隊を除いては民間人の居住者がなく、無人島という議論があった独島が再び有人島になった。住所地が独島の住民登録証を持つキム・ソンド(66)-キム・シンニョル(69)氏ら夫婦が19日、10年間の他郷暮らしを終えて独島西島(ソド)に再び引っ越したからだ。
鬱陵島(ウルルンド)出身のキム・ソンド氏は1965年に、独島初の住民だった故チェ・ジョンドク氏(87年に死亡)と一緒に、西島に家を建てて暮らしながら、漁労作業を始めた。91年には住民登録上の住所地まで独島に移転した。だが、台風で家が崩れ、96年に鬱陵島へ引っ越さざるを得なかったが、今回10年ぶりに帰宅することになったのだ。