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【コラム】韓中は歴史的伝統から革新モデル見出せ(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.05 16:48
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2番目に、外交分野をみてみよう。東アジアの外交・安保構造は西側の影響を受けて形成されたケースが多い。多くのアジア外交専門家は、私たちが冷戦時代に回帰していると性急な結論を下すが、これは歴史的知識が貧弱なことから生まれる誤解だ。

東アジアは過去600年余りの間、欧州よりもはるかに成功裏に国家間の平和を維持してきた。北核問題を解決するために6カ国協議に大きく依存する理由も同じだ。

 
中国の宋の国は、百済や高句麗などさまざまな国と複雑な外交関係を結びながら西側の冷戦体制とは違い平和的な紛争解決を通じて東アジアの安定と平和を維持した。琉球王国、遼国、北魏からでも、未来の新たな権力関係の形成に活用するほどの良い事例を探せるはずだ。

3番目、農業を通した持続可能性だ。土地と水、人口の歴史を検討してみれば韓国と中国には有機農業に関する貴重な先例が多い。両国ともに化学肥料を使わず農作業をして多くの都市人口をまかなった伝統がある。

全世界が生態系の安定性を回復するために努力している今、やはり東アジアの事例から学んで活用できる部分だ。例えばソウルは20世紀まで最低限のエネルギー使用と100%に近いリサイクルで、ほとんど完ぺきに近い生態都市を維持した。

最後に教育部門をみてみよう。かつて韓国と中国には革新的で効果的な児童・成人教育法が多かった。何世代にもかけて発展してきた伝統的な読解と書き、暗記、討論方法がそれだ。これをうまく活用すれば現教育システムを改善するのにインスピレーションを吹き込むだろう。また伝統的な儒教教育の中心には現代社会とは違って倫理があった。学習の倫理的意味は、現教育システムに再び導入されなければならない大切な価値だ。韓中の伝統教育で学生を評価する方式も、私たちが考えるよりはるかに人間的だった。一生にわたる司祭関係もやはり今日見習うべき歴史的な資産だ。

韓国と中国は技術と制度、すべての面でますます複雑な段階に進化している。このような時ほど近代以前の伝統との連続性を探さなければならない。

そして両国の歴史の中の多様な事例から糸口を見つけられるはずだ。これが過去への回帰を意味するのではない。

むしろ未来に向けた挑戦から新しい政策や技術、制度に対する端緒を探す過程になるだろう。ルネサンス時期、古代ギリシャとローマの長所が全世界に知られたように、韓国と中国の伝統の長所が再び浮び上がることを期待したい。

エマニュエル・パストリッチ慶煕(キョンヒ)大国際大学院教授

◆外部者執筆のコラムは中央日報の編集方針と異なる場合があります。


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