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「マルティネッティは独裁者…レスリングをつぶした」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.24 17:23
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ハン・ミョンウ大韓レスリング協会副会長(57)は闘魂の象徴だ。1988年ソウルオリンピック(五輪)レスリングのフリー82キロ級の決勝で目の上をけがしたが、包帯を巻いて競技を続け、金メダルを獲得した。

2月、国際オリンピック委員会(IOC)執行委員会は衝撃的な決定を出した。2020年夏季オリンピック以降に適用する核心種目からレスリングを除いた。近代五輪はもちろん古代からあったレスリングが“死刑”を求刑されたのだ。

 
しかし17日にソウル大韓体育会で会ったハン副会長の反応は、漠然とした怒りとは距離があった。ハン副会長は「ついに来るべきことがきた」とし「国際レスリング連盟(FILA)はその間、傲慢だった。目を覚ましてもう一度レスリング発展を模索しなければならない時期だ」と述べた。

◇レスリング界の独裁者マルティネッティ=ハン副会長はFILA前会長のラファエル・マルティネッティ(スイス)がレスリングを亡ぼしたと主張した。

ハン副会長は「マルティネッティは独裁者と変わらない。彼は02年から今年3月まで会長を務めた。その間、自分の故郷であるスイス・ローザンヌに本部を置き、夫人を事務局長として座らせた。多くの親せきも職員に採用した。国際大会では審判の判定で何度も非難を受けた」と説明した。

ハン副会長は「マルティネッティがIOC委員に憎まれたのもオリンピック除外の原因」とし「マルティネッティはレスリング除外が決定する直前まで、この事実を知らなかった」と非難した。

審判出身のマルティネッティは競技規則に対する自負心が強かった。在任期間は毎年、競技規則を変えた。しかし副作用のほうが大きかった。規則改正のためむしろ面白さが落ちた。

ハン副会長は「マルティネッティが規則を何度も変えたのは力を誇示するためだった。レスリングの発展ではなく、自分の発展ばかり考えていた」と指摘した。

マルティネッティは先月、タイで開かれたFILA総会で、不信任投票の結果、強制的に会長から退くことになった。FILAは5月18日、ロシア・モスクワで新しい会長を選出する。マルティネッティはまた出馬するという。ハン副会長は「私が国内代表として選挙に参加する。多くの加盟国が新しい人物を選出することに同意している」と話した。




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    2013.04.24 17:23
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