壬辰倭乱最後の戦闘を描いた屏風絵が韓国へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.01 09:43
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辰・丁酉倭乱の最後の年の1598年に起きた露梁(ノリャン)海戦などを描いた屏風絵「征倭紀功図屏(倭を征伐した功を記念した屏風絵)」(写真=国立中央博物館提供)。
壬辰倭乱(文禄慶長の役)勃発420年になる今年、壬辰倭乱最後の戦闘を描いた記録画が韓国にきた。国立中央博物館は31日、壬辰・丁酉倭乱の最後の年の1598年に起きた露梁(ノリャン)海戦などを描いた屏風絵「征倭紀功図屏(倭を征伐した功を記念した屏風絵)」を最近英国から購入したと明らかにした。
壬辰倭乱専門家のイ・サンフン海軍士官学校博物館博士は、「明の視点で壬辰倭乱を描写した屏風絵だ。朝鮮の視点で描いた『平壌城奪還図』、倭の視点で描いた『蔚山城戦闘図』とともに朝鮮・倭・明が登場する壬辰倭乱関連世界3大屏風絵だ」と評価した。大きさは縦155センチメートル、横356センチメートルで、紙に彩色した6幅の屏風だ。本来6幅屏風2点1組で構成されており、そのうちの後半部に当たる。前半部6幅はスウェーデンの東アジア博物館が所蔵している。