現代車の10億ウォンのレーシングカー…各国チームからラブコール
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.08 13:03
エンジンがかかった瞬間、小さな車体から轟音が響いた。4メートルをわずかに超える「準中型級」だが、強化プラスチックで作られた側面のオーバーフェンダーと後尾のリアスポイラーはこの車が一般の車でないことを感じさせる。
4日、独フランクフルト付近アルツェナウにある現代自動車モータースポーツ法人(HMSG)が韓国メディアに初めて公開された。現代車モータースポーツ法人は韓国のナムヤン研究所と共にレーシングカーを開発、製作する。このように製作されたレーシングカーで現代車は国際自動車連盟(FIA)が開催する世界最大カーレース大会「ワールドラリーチャンピオンシップ(WRC)」に2014年から参加している。わずか4年という短い歴史だが、現代車のWRCチーム「現代シェルモービスWRT」は今季、「トヨタGAZOOレーシングチーム」と激しいトップ争いをしている。また、今年から参加した「ワールドツーリングカーカップ(WTCR)」に投入される車両も製作するなどHMSGは現代車モータースポーツの産室だ。