俳優カン・ドンウォン、4年間研ぎ澄ませてきた冷酷で優雅なその“剣”(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.17 15:10
「周りから引き止められたが自信があった」
『群盗:民乱の時代』(23日公開/ユン・ジョンビン監督、以下『群盗』)でスクリーンに戻ってきた俳優カン・ドンウォン(33)の言葉だ。彼は映画『超能力者』(2010年)のあと軍に入隊して2011年に除隊した。4年ぶりの復帰作となった『群盗』は純製作費だけ135億ウォン(約13億2800万円)が投じられた大型時代劇で、今夏の韓国映画大作群のひとつとして最初に封切られる作品だ。
朝鮮哲宗(チョルジョ)の時代を背景に、権力者の横暴に民の苦しみが極限に達した頃、白丁トルムチ(ハ・ジョンウ扮)が全羅南道羅州(チョルラナムド・ナジュ)の富豪チョ・ユン(カン・ドンウォン扮)によって家族を失い盗賊団「チュソル」に合流して、チョ・ユンを罰するという物語だ。カン・ドンウォンは「トルムチと盗賊団が物語の中心で、チョ・ユンは映画が始まってかなり経ってから本格的に登場する悪役」と紹介した。