【噴水台】英国首相の屈辱=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.06 15:30
英国のメイ首相にとって4日(現地時間)は忘れられない日になったはずだ。1時間5分の間に3件の採決ですべて敗れた。1978年以来のことだという。「議会冒とく動議案」もその一つだった。欧州連合(EU)とのブレグジット(Brexit、英国のEU離脱)合意案に関する政府の法律検討報告書の全体内容を議会に提供しなかったという理由で発議された。メイ首相と私的に親しい人たちも反乱票を投じた。
しかしこの日は屈辱的ではあっても致命的なものではなかった。合意案の採決自体は11日に行われるからだ。議員がもう一度、自身の立場-ハードブレグジットであれソフトブレグジットであれ-が採択されるよう投票しなければいけないという意味だ。他人の選択までも念頭に置いた高難度の計算をしなければいけないという意味でもある。これに関し英BBC放送は「上が下で下が上であり、黒が白で白が黒であり、友人が敵で敵が友人」と表現した。