<2017与時斎フォーラム>韓半島が世界経済の新たな拠点として飛躍するためには(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.27 13:36
蝶プロジェクトの前提である「韓半島情勢と北東アジアの協力」を主題にした討論セッションで、産業通商資源部通商交渉本部長の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)氏は「今まで約500カ所の市場が北朝鮮で生まれた」とし「日本・中国・ロシアと協力してこのような市場の力を強化して、北朝鮮内部の建設的な変化を引き出すべきだ」と述べた。金氏は「仁川(インチョン)・光陽(クァンヤン)・釜山を自由貿易地帯に設定し、交易とサービスが自由に上海や天津など中国の自由貿易地帯に進めるようにすれば、韓中双方に役立つ」とも述べた。
元日本防衛事務次官の秋山昌廣氏が「核開発を無力化させるためにはミサイル防衛システムを徹底する一方、韓国の戦術核再配備も考えてみるべき」と主張すると、大統領直属北方経済協力委員長の宋永吉(ソン・ヨンギル)氏は「米朝国交正常化を通じて北朝鮮がベトナムのように親米国家になれるように大韓民国が誘導しなければならない」と反論を提起した。