サムスン今期の営業利益「善戦」…下半期も半導体「晴れ」、スマホ「曇り」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.31 10:58
関心事は今年の下半期の成績だ。半導体事業の天気図は「晴れ」だ。まずスマートフォンの頭脳の役割をするモバイル・アプリケーション・プロセッサ(AP)「エクシノス」が下半期も巡航する予定だ。13日に米国ニューヨークで公開される予定のギャラクシーノート5にサムスン電子が自主開発したエクシノスを搭載する予定だ。下落傾向を継続するメモリー半導体であるDRAMとNAND型フラッシュメモリーの価格が今年7-9月期に安定を見出すだろうという展望も朗報だ。アップルは、スマートフォンでは悪材料だが半導体では好材料だ。市場では9月18日にアップルがリリースするiPhone6Sに入るAP「A9」の生産をサムスン電子が担うと展望する。
一方スマートフォン事業の下半期の展望は霧の中だ。来月13日にサムスン電子がニューヨークでギャラクシーノート5とギャラクシー6エッジプラスを当初予定よりも20日操り上げてリリースする予定だが、固定顧客層を確保しているアップルと9月に正面対決をしなければならない。