俳優イ・ビョンホンが映画『ターミネーター：ジェネシス』の韓国広報日程に参加するかどうかはまた未定だ。イ・ビョンホンは７月２日に公開を控えた映画『ターミネーター：ジェネシス』の韓国広報日程に出席するかどうか話し合っているという。主演俳優アーノルド・シュワルツネッカーとエミリア・クラークまでが来韓を決めた中、唯一の韓国人俳優のイ・ビョンホンの出席が決まっていないという点で目を引く。

韓国人俳優が出演するハリウッド映画の広報日程に韓国人俳優が積極的でないのは異例だ。これに先立ち映画『アベンジャーズ／エイジ・オブ・ウルトロン』の場合、スヒョンの比重は大きくなかったが、唯一映画に出演した韓国人俳優という点で韓国広報日程に積極的な姿を見せた。ショーケースから各種記者会見まで全日程をすべて消化した。イ・ビョンホンは今回の映画でスヒョンよりキャラクターの比重が大きいが、広報日程参加が不透明である点に関心が集まっている。

『ターミネーター：ジェネシス』は、イ・ビョンホンがタヒとイ・ジヨンを暴力行為等処罰に関する法律違反（共同恐喝）容疑で告訴し、法的攻防を繰り広げた後に出る最初の映画だ。メディア懇談会や観客を前にした舞台あいさつなどのスケジュールを消化するのはやや負担になる状況だ。

しかしイ・ビョンホン側は広報出席を決定できない理由に、訴訟ではなく映画『荒野の七人』の撮影を挙げた。イ・ビョンホンの所属事務所側は１６日、「イ・ビョンホンは現在、米国で『荒野の七人』を撮影中であり、『ターミネーター：ジェネシス』の韓国広報日程に参加できるかはまだ未定。日程を調整中だが、現地で雨が続き、撮影日程を変更が難しく、まだ『ターミネーター：ジェネシス』の広報ができるのかどうかは決まっていない」と明らかにした。

一方、映画公開を控えてアーノルド・シュワルツネッカーとエミリア・クラークが来韓を決めた。２人はメディア懇談会、レッドカーペット行事、特別試写会および舞台あいさつをする予定だ。

『ターミネーター：ジェネシス』は、ジョン・コナーが率いる人間の抵抗軍とロボット軍団スカイネットの２０２９年の未来戦争、ジョン・コナーの母サラ・コナーを救うための１９８４年の過去戦争、そして２０１７年の現在の戦争を同時に描いた映画。世界映画史に刻まれた伝説の映画『ターミネーター』の帰還を知らせる中、過去、現在、未来で同時に起こる時間戦争というテーマと最強俳優の出演、歴代シリーズのストーリーを覆す衝撃的な反転を見せる予定だ。７月２日公開。