【時論】韓半島を徘徊する再冷戦の幽霊(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.18 15:10
韓半島に再冷戦という幽霊が徘徊している。首席代表の“レベル”論争で南北対話が中止になった現実を見ると、常識と事実ではなく非常識と歪曲がはびこる韓半島は、再冷戦という時代錯誤的な幽霊のほかに説明しようがない。
金養建(キム・ヤンゴン)だけが閣僚級でありその他は決して閣僚級とは認められないという意地、委員長の空席に6人の高齢の名誉職副委員長を除けば祖平統の事実上の責任者である書記局長を閣僚級ではないと言い張る態度、従来の閣僚級会談の代表が祖平統第1副局長だったことを敢えて無視する二重基準が事実のように通用して擁護される昨今の現実は、理性と常識が愚弄される冷戦時代よりはるかに過酷で惨憺たる再冷戦現象だ。