中国、北のICBMには「反対」…THAADには「撤去を強く要求」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.31 17:28
北朝鮮の「火星14」ミサイル発射で韓中間の葛藤がさらに深まる兆しだ。韓国が「火星14」への対抗措置として高高度防衛ミサイル(THAAD)発射台4基の追加配備を決めると、中国は撤回を主張しながら強く反発した。そうでなくても可能性が低かった文在寅(ムン・ジェイン)大統領の早期訪中は今回の措置で事実上なくなったと、韓中両国の外交当局者はみている。中国のTHAAD報復措置が強化・長期化するという懸念も出ている。
中国外務省は北朝鮮の「火星14」深夜発射の翌日の29日、耿爽報道官がファックスで受けた記者の質問に答える形式で2つの論評を相次いで出した。一つは北朝鮮のミサイル発射に対する論評であり、もう一つは韓国のTHAAD発射台追加配備決定に対する論評だった。ともに反対の立場を明らかにしたものだったが、表現の強度はTHAADの方がはるかに強かった。