【時視各角】戦意を失った犬は尻尾を丸める=韓国(1)

【時視各角】戦意を失った犬は尻尾を丸める=韓国(1)

2017年01月19日15時51分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  尻尾を丸めるのは先制的対応ではない。そのまま逃げることだ。あす発足するドナルド・トランプの米国を見つめる韓国政府の目は恐れに満ち満ちている。2カ月前、チャン・ミョンジン防衛事業庁長は「トランプ政府が防衛費の分担金引上を要求すれば受け入れるしかない」と述べた。もちろんチャン庁長と国防部は直ちに「真意が間違って伝わった」と釈明した。だが、この言葉を聞いたトランプ政府の考えはどうだっただろうか。さらに2つの場面がある。

  その一。柳一鎬(ユ・イルホ)経済副総理が先週ニューヨークを訪れた。柳氏は出国前、「トランプ経済チームとは一面識もないが、ウォール街を通じて接触面を増やしたい」と述べた。だが、トランプ経済チームは聴聞会を言い訳に、柳氏とは会わなかったという。その代わり、柳氏はブラックストーン会長に会って「対米貿易黒字を減らすあらゆる方法を検討しているところなので、これを新政府に伝えてほしい」と頼んだという。世界10位経済大国、同盟国の副首相がこういう「無接待」を受けても「自分で罰を受ける」式に尻尾を丸めて帰ってこなくてはならなかったのか、残念さが残る。どうせなら最初から行くべきではなかった。

  その二。先月、周亨煥(チュ・ヒョンファン)産業通商資源部長官はガス業界の社長に会って「米国とシェールガス協力を強化する必要がある」と述べた。直説話法で解釈すれば「米国産ガスの輸入を増やしてほしい」という注文だ。社長はこの趣旨には共感しながらも戸惑ったという。ガス輸入はたいてい20年の長期契約だ。最初の物量導入5年前ぐらいに前もって契約するものだ。いま契約しても5年後にならないと入ってこないということになる。すぐに物量を増やすには現物市場で買ってこなければならない。希望の価格で需要がある時にこそ可能だ。

  それでも周長官のアイデアは韓国政府の「2017経済政策方向」にトランプ政府の通商圧力対策の第1リストに入った。産業部は「シェールガスの導入は一石三鳥だ。中東産と競争させて輸入価格を低くすることができる。輸入先の多角化はもちろん、トランプの通商圧力も避けられる」という。年間緊急輸入物量が500万トン、約20億ドル(約2300億円)になるだろうと付け加えた。2015年末現在で258億ドルだった対米貿易不均衡を大幅に減らすことができる規模だ。そのような良いカードならなにも今慌てて切る必要はない。米国産ガスは輸送費がかかるため中東産よりも高価だ。交渉が難航した時の切り札としていくらでも使えるはずだ。

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