「黒田効果」が冷めやらない。

日本のスポーツ報知は２０日、「『黒田Ｔシャツ』の第１弾が記録的に売れた」と伝えた。

広島は８年ぶりに古巣チームのユニホームを着て日本舞台に復帰する黒田博樹選手のＴシャツを制作し今月１７日から３日間販売した。今年１月、個人練習を始めた黒田が「カープで野球をする方が、より一球の重みが感じられる」と語ったところから取られた「一球の重」というコピーが黒田の写真と一緒にプリントされたＴシャツだ。

このＴシャツが販売開始と同時に飛ぶように売れた。３日間に売れたシャツの物量もかなりのものだという。同メディアは「球団商品販売部では『枚数は公表できませんが、すごい数の申し込みがありました。過去のＴシャツとは比較にならないです』と、人気の高さに改めて驚いていた」と黒田人気のすさまじさを伝えた。

だが「黒田効果」は今回が初めてでない。

昨年末、黒田の復帰が決定すると、ホーム球場であるマツダスタジアムの年間指定席８３００席が売り切れ、まだ販売が始まってもいない黒田のユニフォームの問い合わせも殺到した。今月１日、黒田のユニフォーム販売が始まると一日に１２００枚のユニフォームが完売し、その人気ぶりを実感させた。