世界500大企業、中国は20年間に3社から109社に…韓国は足踏み
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.25 14:51
韓国経済の産業多様性は低下し、韓国ではグローバル企業はあまり育たず、売り上げは中国企業に劣勢であることが調査で分かった。
韓国経済研究院が世界企業番付「フォーチュン・グローバル500」を分析し、24日に発表した資料には、苦戦している韓国産業の現状がそのまま表れている。フォーチュン・グローバル500は米国の経済専門誌「フォーチュン」が総収益を基準に毎年発表しているランキングだ。
韓国経済研究院の分析によると、韓国国内の産業基盤は大きく3つの側面で脆弱さが見える。まず、特定産業への偏りが深刻だ。フォーチュン500企業が属する産業分野は計62分野。このうち韓国企業が含まれた産業は2015年の10分野から昨年は9分野に減少した。韓国経済研究院のユ・ジョンジュ企業革新チーム長は「種目が減ったというのは新しい産業分野で成功した企業が登場していないという意味」と分析した。