【社説】韓米が共に隙間なく強固に状況を管理する時
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.27 09:31
「米国が宣戦布告した」という北朝鮮のごり押しに対抗して米国防総省が25日(現地時間)「すぐにでも戦闘に出ることができる」と応酬するなど、北米間対決がチキンゲームに向かっている。米国務部はまず「我々は宣戦布告をしたことがない」と北朝鮮のごり押しを一蹴した。北朝鮮が「戦略爆撃機が領空を越えなくても落とす権利がある」と脅威したのも「国際公域で他国の飛行機を攻撃するのは絶対に適切でない」と釘をさした。北朝鮮が軍事的対応に出る場合、不法な武力使用であることを明確にしたわけだ。
外交専門である国務部に比べて米国防総省の反応は「すべてのオプションを行使するだろう」としてはるかに強硬だった。ロバート・マニング国防総省報道官は「我々は直ちに戦うことができる『ファイトトゥナイト(fight tonight)』体制を整えている」と強調した。ハーバート・マクマスター国家安保補佐官も「我々は4~5つのシナリオを検討した」として「戦争を避けることを望むが、この(戦争)可能性も度外視してはいない」と明らかにした。ロバート・ガルーチ元米北核特使も「米国と北朝鮮が数時間以内に軍事衝突を起こす可能性がある」と警告した。