「中国、米軍が北核施設のみ打撃なら黙認計画」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.20 15:46
中国が北朝鮮の核施設を狙った米国の軍事作戦を黙認する方針を決めたと、台湾メディアが報じた。台湾中国時報は18日、外交関係者と学者の言葉を引用し、「すでに中国政府は北朝鮮が崩壊しないという前提のもと『金正恩(キム・ジョンウン)除去』策略を完成し、該当計画には米国が北朝鮮の核兵器施設に対する『外科手術式』打撃と金正恩委員長を除去する『斬首作戦』を黙認するという内容も含まれている」と報じた。
中国外交消息筋は「米国のオバマ政権は今年初めに北朝鮮核施設打撃計画を出したが、中国の反対で確定できなかった」とし「しかし北朝鮮が9日、豊渓里(プンゲリ)核実験場で5回目の核実験を敢行し、実戦配備を控えて中国の立場が変わった」と説明した。
金燦栄・人民大国際関係学院副院長は「米国の『外科手術式』打撃に対し、中国高位層が全く準備をしていないわけではない」と明らかにした。金副院長は「習近平主席の就任後、朝中関係は『正常化』の道に入った」とし「外部の見方とは違い、兄が弟を管理できない状態」と吐露した。