許京寧（ホ・ギョンヨン）経済共和党総裁（５８）が２３日、拘束された。

南部地裁は拘束令状を発行し、「許氏が意図的に、尊敬される有力政治家と親しい関係であるかのように虚偽事実を流布し、選挙に使用したことが認められ、罪は重いと判断した」と述べた。

また「許氏は個人的な能力を過大包装し、総選挙で国民を惑わし、新たな犯罪行為の危険性もある」と指摘した。 「許氏と関係がある一部の容疑者が逃走したり、許氏が自ら金を渡して捜査機関に来ないよう頼むなど、証拠いん滅の憂慮もある」というのが南部地裁の説明だ。

許氏はこの日、令状実質審査を受けるため裁判所に出頭し、記者らに対し‘納得できない’と主張した。

許氏は「私が何の罪を犯したのか。 大統領選に出馬し、国民の支持もある程度受けている。 逃げる人間でもないのに拘置所で裁判を受けるのは、正当に裁判を受ける権利を侵害するものだ」と語った。