<インタビュー>ギメ美術館館長「韓国の芸術品、最高の外交官」(3)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.03.29 17:29
--現代美術品も展示する計画か。
「韓国の古代美術遺物を見ると、今日の韓国美術とデザインの根源が見える。それで私はもう韓国の現代美術を美術館に導入する時期になったと感じる。新しい美術品、新しい芸術家の優れた作品を持ってくる時になったという考えを持っている。最近、画家イ・ウファン氏の特別展示をしたが、イ氏がいくつかの絵画と屏風作品を寄贈し、韓国館の一部にイ氏の名前にちなんだ固定展示コーナーを設けた。昨年は在仏韓国画家イ・ベ氏の作品展示会を開いた。イ・ベ氏は創意的でユーモア感覚が優れた、炭で構成された作品を出した。古典美術品のように、柔らかいが強い韓国的な魅力を見せた。このような作品を通じて過去と未来を同時に表現した展示会だったと考える。今後、現代作家の展示も拡張できるよう準備している。私たちが保有している古典遺物の自然な延長線上として準備しているが、非常に興味深い作業になるだろう」