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【中央時評】ミスターXの登場がもたらした韓国外交安保への波紋(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.23 15:46
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それから半世紀が過ぎた2002年9月。もう一人のミスターXが韓半島の地平を変えるために動き始めた。彼は数年前に処刑された北朝鮮の安全保衛部副部長だった柳敬(リュ・ギョン)という説があるが、確認されていない。このミスターXの動きで韓半島の冷戦構図が解体の幕を上げるかと思われた。朝日国交正常化に続き、朝米国交正常化が可視圏に入ってくるようだったからだ。しかし国交正常化や経済支援などを約束した平壌(ピョンヤン)宣言は日本の強硬な国内世論に押され、インクが乾く前に座礁した。

新しい流れをもたらすかと思われたミスターXの動きが座礁して12年。今は無駄に過ごした歳月を取り戻すかのように第2のミスターXが予想を超越するスピードで朝日交渉を進行させている。北朝鮮が日本を踏み台に国際社会に出てこようとしているのか、それとも国際的な対北朝鮮包囲網に穴を開けようとしているのか、速断は難しい。ただ、これ一つは確かなようだ。日本を利用して韓日米の連携体制にスキ間を作ろうとする北朝鮮と、北朝鮮を利用して韓国と中国を牽制しようという日本の間に戦略的な利害が一致しているという点だ。

 
しかしメディアの指摘のように、韓国の対北、対日外交は“開店休業”状態だ。韓国は原則と北朝鮮の誠意ばかり述べ、米国は依然として「戦略的忍耐」にこだわっている。このままでは何か大きな事件が起きるまで、すべてのことが我々の統制圏外で展開するかもしれない。

どうするべきか。いま韓国国民の関心は韓半島信頼プロセスのような、その「何」にあるとは考えにくい。その「何」よりは、むしろ「誰が」するのかに大きな関心が集まっている。最悪の状況に直面した南北関係、果たして「誰が」解決するのだろうか。我々の頭の上で遊ぶミスターXの動きをいつまでも眺めていることはできない。もう南北、韓日関係に新しい流れをもたらす我々のミスターXが必要な時ではないだろうか。

張達重(チャン・ダルジュン)ソウル大政治外交学部名誉教授


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