【コラム】振替休日は“遊ぶ”日だろうか?=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.08 16:12
振替休日を遊ぶ日とだけ認識している。会社員たちは失ってしまった遊ぶ日を取り返せると喜び、保護者は子供がさらに何日遊ぶと嫌がり、企業家は職員が遊ぶ日が増えると嫌がり、政治家たちは国民をさらに1日遊ばせれば人気がもっと上がるのかと悩む。だが実際に休日に仕事を全くしない人がどれほどいるのか?常勤労働者の相当数は仕事をしないだろう。だがサービス業に従事する者はむしろもっと多くの仕事をしなければならない。相当数の日勤労働者や自営業者にとっては仕事をしてさらに高い所得を得られる機会になる。
誰かが遊んでいる時、いや彼らが楽しく遊ぶためにはより多くの人が一生懸命に仕事をしなければならない。全世界が余暇社会に変わっていく傾向が変わらなければ、未来には実際に休日に遊ぶ人が多くなるのだろうか?それともかえって仕事をする人が増えるだろうか?
今韓国では、中産層、青年失業、中年失職を解決して内需市場を拡大するためにサービス産業を増やさなければならないということに、ほとんどすべての専門家が同意している。だが、そのサービス産業が何なのかはよく分からない。ちょうど休日に誰かが遊ぶ時、彼らを最大限楽しく遊べるようにする産業がまさにサービス産業の花だ。