韓国外相候補「開城の再稼働に慎重…安保理と協議」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.07 07:51
康京和(カン・ギョンファ)韓国外交部長官候補が6日、北朝鮮との金剛山(クムガンサン)観光・開城(ケソン)工業団地再開問題について「国際社会との対北協調、非核化の進展状況など、いくつかの要素を考慮しなければならず、均衡感を持って慎重に検討していくべき」と述べた。続いて「今後、開城工業団地再稼働議論が本格的に始まる場合、国連安全保障理事会などと協議していく」と明らかにした。
康候補は人事聴聞会を控え、国会の鄭亮碩(チョン・ヤンソク)正しい政党議員に提出した書面答弁で、「5・24措置、金剛山観光中断、開城工業団地閉鎖はすべて韓半島(朝鮮半島)平和を阻害する北の前例のない挑発行為の結果」と述べ、このように説明した。韓国哨戒艦「天安」爆沈と延坪島(ヨンピョンド)砲撃挑発は「北の武力攻撃による明白な軍事挑発」であり「国連憲章と停戦協定、南北基本合意書などを深刻に違反した不法平和破壊行為」と規定した。