NYT「金正恩執権期間に340人が処刑」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.16 14:37
「金正恩(キム・ジョンウン)執権期間に340人が処刑された」。金正男(キム・ジョンナム)毒殺事件で正恩氏の恐怖統治が新たに注目されているとニューヨーク・タイムズ(NYT)が報じた。
NYTは昨年12月に国家情報院傘下の国家安保戦略研究院が発刊した「金正恩執権5年 失政白書」を引用して「相当数の高位層人物が公開銃殺されたり粛清されたりしている」と伝えた。
代表的な事例として、金正日(キム・ジョンイル)総書記死亡後、軍部ナンバーワンだった李英鎬(リ・ヨンホ)総参謀長の粛清と2013年の叔母の夫・張成沢(チャン・ソンテク)処刑などを挙げた。玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)元人民武力部長は、会議中の居眠りが理由で2015年4月に裁判も開かれないまま公開処刑された。処刑当時、高射銃が使われたことが確認されている。正恩氏の執権以降、人民武力部長は5回交替させられた。金勇進(キム・ヨンジン)内閣副首相も会議中の姿勢が良くないという理由で処刑された。