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韓国が先に発売したが…日本に追い越された燃料電池車(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.26 07:54
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現代車は今年末、FCVのバスを出し、2018年平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)に合わせて1回の充填で600キロ以上走行する第2世代FCVを出す予定だ。6000万ウォン台とまだ高いが、政府と地方自治体の補助金を受ければ一般の人は3000万ウォン台(約300万円台)で購入できると現代車側は見込んでいる。権文植(クォン・ムンシク)副会長(現代・起亜車研究開発本部長)は「政府がFCVロードマップを出しただけに、価格と性能で画期的に改善されたFCVを近く出す考え」と述べた。

インフラ構築に向けた第一歩は踏み出したが、まだ越えるべきヤマは多い。まず、1カ所あたり30億ウォン以上もする水素ステーションを設置するための財源の確保が至急だ。爆発の危険がある水素を安全に生産・移送できる設備の開発も伴わなければいけない。

 
水素は地球上に最も多く存在する元素ではあるが、生産単価を低めることも急がれる課題だ。今は製鉄・石油化学の工程で生じる副生水素を安く得ることができるが、FCVが増える場合、化石燃料を利用して水素を生産する状況を迎えるかもしれない。


韓国が先に発売したが…日本に追い越された燃料電池車(1)

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