乗用車6万台分の揮発油から火炎…韓国で貯油所火災
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.08 09:43
揮発油貯蔵所の火炎が消えず、住民が休日、不安を抱きながら過ごした。7日午前10時56分、京畿道高陽市徳陽区花田洞(ファジョンドン)の大韓送油管公社京仁(キョンイン)支社の貯油所で原因不明の火災が発生した。
京仁支社の職員23人が勤務していたが、火災現場とは離れたところにいたため人命被害はなかった。同社の関係者は「勤務中にパンという爆発音が聞こえ、映像を確認してみると炎が上がっていた。消防施設を稼働した後、消防当局に申告した」と述べた。
現場には地下1基、屋外19基の計20基の油類貯蔵タンクがあり、貯蔵容量は計7700万リットルにのぼる。火災は屋外にある揮発油タンク1基で発生した。このタンクは直径28.4メートル、高さ8.5メートル、貯蔵容量は490万リットルだが、火災当時には440万リットルの揮発油が残っていた。現代自動車の中型乗用車「ソナタ」6万3000台の燃料タンクを満たせる量だ。