何かと言うと“時限付き”…韓国ドラマの「不治の病」なのか(1)

何かと言うと“時限付き”…韓国ドラマの「不治の病」なのか(1)

2018年04月25日14時14分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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SBSドラマ『先にキスからしましょうか』の劇中ソン・ムハン(カム・ウソン扮)は末期がんの診断を受けた。(写真提供=SBS)
  「じゃあ、どうしろっていうんですか? おっしゃってください」。19日、MBC(文化放送)の水木ドラマ『手をつないで、沈む夕日を眺めよう』でヒロインのナム・ヒョンジュ(ハン・ヘジン扮)は主治医にこのように聞く。すぐに予想された返事が登場する。「手術するにはもう手遅れです。申し訳ありません。だが、このままあきらめるのはよくありません。手遅れというのは私の判断です」。このように、脳腫瘍によってこれ以上見込みがないという、事実上の「時限付き」判定を受けたヒロインは泣きそうな表情になる。そして叫ぶ。「あと…あとどれくらいなんですか?」

  ナム・ヒョンジュを演じる女優ハン・ヘジン、ナム・ヒョンジュの配偶者を演じる俳優ユン・サンヒョンら10年以上の俳優陣の自然な演技は、このドラマの劇的な展開に説得力をもたせる。それでもこのような展開に食傷気味であることは仕方ない。韓国ドラマでいとも簡単に見つかる慢性病、すなわち「不治の病」による「時限付人生」という設定のためだ。少なくないドラマ、特に地上波ドラマでは、愛する恋人でも大切な家族が不治の病でこのような人生を生きることになる展開がこれでもかと登場する。

  24日に放映終了したSBS(ソウル放送)月火ドラマ『先にキスからしましょうか』は、ドラマ序盤から飢えた中年の感性を繊細かつ説得力たっぷりに描き、大きな好評を受けた。だが、先月12.5%(ニールセンコリア全国基準)まで上昇した視聴率は最近7%台まで落ちた。主人公ソン・ムハン(カム・ウソン扮)の死が近づきながら、ドラマが家族の悲劇を全面に出したメロドラマ調になってきたことと無関係ではないように見える。前述の『手をつないで、沈む夕日を眺めよう』も最近、ストーリー展開が早くなって視聴率が上がったが、依然として5%に手が届かない。

  時限付き人生や不治の病は非常に劇的な素材だ。2人の主人公の愛を語るにあたってはなおさらだ。死に向かう者への何の見返りも望まなない愛、不可抗力的な状況でも動揺することのない愛は、私たちがあれほど憧れて望んだ「純粋な愛」、あるいは崇高な純愛の決定のように映る。時限付き人生を通じて切ない恋愛を表現し、名作に数えられるドラマも多い。『秋の童話』(2000)、『冬のソナタ』(2002)、『勝手にしやがれ』(2002)、『天国の階段』(2003)など。『手紙 The Letter』(1997)、『八月のクリスマス』(1998)などの映画も外せない。

何かと言うと“時限付き”…韓国ドラマの「不治の病」なのか(2)

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