【社説】再開された韓日閣僚級会談、首脳会談につながることを期待する
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.25 13:06
歴史問題で中断されていた韓日閣僚級会談が次々と再開されている。先週末、東京とフィリピンのボラカイでは両国間の財務相と通商相の会談があった。ともに2年以上中断されていた会談だ。第14回アジア安全保障会議(別名シャングリラ対話)が開催されるシンガポールでは、およそ4年ぶりに韓日防衛相会談が開かれる。先月、東京では観光相会談も開かれた。首脳会談を除いた政府レベルの韓日対話が正常化する状況だ。
韓日関係を改善するためには「ツートラック」アプローチが避けられない。歴史・領土問題と経済・安保問題を分離して接近する必要がある。短期間での解決が難しい歴史・領土問題が足かせになって両国間に必要な他の分野の協力まで支障が生じるのはお互いマイナスだ。政府が各種閣僚級会談を再開したのは遅くなったものの幸いだ。