<金正恩を語る>後継権力を掌握したロイヤルファミリーの三男(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.25 13:43
金正恩が後継権力をつかんだのは運だけのためではない。何より権力に対する意志が強く、先代首領の金日成・金正日と気質と容貌が似ている点が決定的な影響を及ぼした。
「金正日の料理人」として知られる藤本健二は「私が見た『ジョンウン王子』(金正恩)は指導者になる性格を持っていた」と語った。チームに分かれてバスケットボールをした後、正哲は終了後に「お疲れさま」という一言を残して去っていく一方、金正恩は必ず「総和」(反省会)をしたということだ。良くなかった点を確認して次からはどのようにしろという言葉が続いた。この姿に金正日委員長は「正哲はあまりにも穏やかすぎて使えない。私に最も似ているのは正恩」と話したという。