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「炭疽菌実験初めて」としていた米軍、7カ月経過して告白「16回」=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.18 14:23
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在韓米軍がことし4月に烏山(オサン)基地に炭疽(たんそ)菌を搬入してテストする過程で規定違反や違法はなかった。だが、米国からの知らせがなければ韓国側は何の事実も知り得ることはできない状況であることが分かった。

17日、韓米合同実務団(以下、実務団)の調査結果発表によると、米国メリーランド州にあるエッジウッド化生研究所はことし4月24日に死菌化した炭疽菌とペスト菌の検査用サンプル各1ミリリットルを在韓米軍烏山基地に送った。北朝鮮による生物兵器使用の脅威などに備える在韓米軍のジュピター(JUPITER)プログラムにともなう訓練のためだった。

 
研究所はサンプルを国際航空運送協会(IATA)規定に基づき三重包装で発送した。民間物流運送業者であるフェデックス(FedEx)が運び、4月26日に仁川(インチョン)空港に到着した。28日に韓国税関で「在韓米軍用」として輸入申告されたサンプルは、29日には烏山(オサン)基地に届けられた。だが、在韓米軍は韓国政府にはこのような事実を知らせていなかった。

韓米駐屯軍地位協定(SOFA)9条の「通関と関税」は「米国軍隊に託送された軍事貨物、公用の封印がある公文書などは税関検査を行わない」と規定している。

国内の法律「感染病の予防および管理に関する法律」には感染病の診断や研究などを目的に「高危険病原体」を国内に搬入するには保健福祉部長官の許可を受けるようになっている。だが、米軍側はすでに死菌処理をした炭疽菌のサンプルということで高危険病原体でないとみなし、韓国当局の許可を受けなかった。実務団はこれを違法とみるのは難しいと判断した。

烏山基地で炭疽菌のサンプルを受けたジュピタープログラムの訓練教官は5月20日と26日、基地内の生物検査室内でサンプルの一部を使って性能試験をした。使ったサンプルは滅菌ビニール袋に入れて高圧滅菌処理をした。生物安全規則は厳守されていたと実務団は結論づけた。

だが、烏山基地に搬入されたサンプルが完全に死菌処理されなかった場合もあるという事実が米ユタ州の民間ダグウェイ研究所によって明らかになった。研究所が同じサンプルで培養実験をしてたところ、一部の胞子が生きていることを発見し、米疾病対策センター(CDC)に報告し、CDCはこれを国防総省に知らせた。

駐韓米国大使館と在韓米軍司令部が韓国国防部・外交部・保健福祉部などにこれを通知したのは5月27日のことだ。烏山基地で一部のサンプルを使って試験を実施した直後だった。米国防総省は在韓米軍に対して残ったサンプルをすべて廃棄するよう指示し、これを受けた在韓米軍は保管中だったサンプルを廃棄した。

規定や法律違反はなかったが、米国側が「告白」するまで韓国は真っ暗闇の中にいたことが問題に挙げられている。

同日、合同実務団は在韓米軍が2009年から2014年まで15回、ことしを含めると計16回にわたって死菌化した炭疽菌検査用サンプルを韓国に搬入して実験したことを明らかにした。「炭疽菌サンプル実験は今回が初めて」とした在韓米軍の釈明(5月29日)も調査結果とは相反している。

実務団は「該当検査室で検体を採取して遺伝子(DNA)および培養精密検査をした結果、炭疽菌とペスト菌ともに陰性判定が出た」とした。これに関連して、政府当局者は「すでに在韓米軍が残ったサンプルを廃棄した後だったため、DNA検査ではサンプルが炭疽菌とペスト菌であるという事実程度だけを確認した」とし「本当に生きている炭疽菌胞子があったかどうかは確認不可能」と話した。

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