「飲酒タクシー」…求人難で不適格運転手を採用=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.05 09:10
飲酒運転で乗客が死亡するという交通事故を起こしたタクシーの運転手は、4年前にも飲酒運転で摘発されて免許取消になっていたことが確認された。低賃金と求人難の中、タクシー会社が不適格運転手を除けず「走る時限爆弾タクシー」が増え、乗客が危険にさらされている。
忠清北道清州上党警察署によると、先月30日午前5時50分、清州(チョンジュ)のS会社のタクシー運転手A(41)は免許取消レベルの血中アルコール濃度0.12%の状態で飲酒運転をし、清州市永雲洞(ヨンウンドン)で交通事故を起こした。この事故で乗客(56)は頭部や腹部に重傷を負って病院に運ばれたが死亡し、けがで入院中のAは在宅起訴された状態だ。