リッター40キロ走るプリウス…自信満々の日本車
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.03 10:33
トヨタ自動車の豊田章男社長が先月28日、東京モーターショーに登場した。トヨタのエコカーを象徴する新型「プリウス」を発表した席だった。彼は「いま人々のために新しい何かを提示しなければならない時が来た。プリウスはまさに自動車の未来だ」と紹介した。拳をぎゅっと握ったり両手を振り上げたりしながら新車を説明した。昨年世界トップの自動車メーカーに復帰した自信がにじみ出た。
同日フォルクスワーゲンのブースには乗用車部門のヘルベルト・ディース社長が現れた。彼は「ディーゼル車の排ガス問題で顧客を失望させ申し訳ない」として頭を下げた。取材陣は彼に新型「ティグアン」電気自動車(EV)の代わりにディーゼル車問題後の対応と戦略を尋ねる質問を続けた。ブースにはフォルクスワーゲンが誇るディーゼル車の代わりにガソリン車と電気自動車だけがあふれていた。
墜落した東京モーターショーが久々に存在感を誇示した。日本の自動車業界はハイブリッドカー(HEV)や電気自動車のようなエコカーを大挙公開し、9月に起きたフォルクスワーゲンの排ガス不正問題で息をひそめるドイツの自動車業界への砲門を開いた。2011年の東日本大震災後に過去の栄光を取り戻し、アベノミクスのおかげで過去最大の業績まで目前に控えた状況で今回のモーターショーで復活の信号弾を打ち上げた。