年3000億ウォン税金追加負担…韓国石油化学業界に暗雲(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.11 10:27
石油化学業界に暗雲が立ち込めている。実績悪化で苦戦中だが、来年から毎年3000億ウォン(約322億円)にのぼる税金を追加で負担しなければならないからだ。
韓国石油協会によると、企画財政部と産業通商資源部は来年から石油化学の原材料ナフサに対する税金の還付を現行の3%から1%に大幅に減らすことを検討している。不足する税収を確保するためだ。会社が原油を輸入すれば3%の関税を出す。一方、原油を精製して作ったナフサを輸入すれば無関税(0%)だ。政府は国内石油化学産業を育成するため、1996年からナフサを輸出する場合、原油輸入時に受けた関税3%を還付してきた。ところが来年からこれが1%に減り、3000億ウォンの税金をより多く出さなければならない。