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【コラム】韓国社会に根付く「狂ったように」からの脱出(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.01 14:04
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「官僚マフィア」はこのようなシステムの一部だ。全てではない。精神や文化などのソフトウェアを変えない限り、官僚マフィアは消えないという意味だ。官僚マフィアの不正や不条理も、やはり「速く、速く」と拝金主義の結果だからだ。官僚マフィアをえぐり取れば、その場は法曹マフィア、警察マフィア、国会マフィア、原発マフィアが埋めるだろう。不正と不条理は民間も同じだ。大企業と中小企業、病院と製薬会社、流通業社と納品会社の不正の話が絶えない理由だ。より早く成果を出して、より多くの利益を得るためのソフトウェアがそうやって作用している。それが不正と不条理の母胎だ。事情がこうであれば、改造しなければならないのは精神だ。「狂ったように」に代弁される疾走の文化と精神だ。

もちろん朴槿恵(パク・クネ)大統領も分かっている。数日前、セウォル号惨事に「韓国社会に慢性的に根をおろしてきた異常な慣行が大きな影響を及ぼした」と言及しているからだ。問題は、どのようにするかだ。公職社会を変える事だけでも手にあまる。歴代政権の誰もできなかったことだ。ましてや精神と文化を変える事だ。その上、間違って手を付ければ国の活力が落ちてしまう。性急に変えれば国家システムが壊れてしまうかもしれない。たやすいことから少しずつ変えるのが望ましい理由だ。惨事が起きれば、当事者は身を滅ぼすという認識から植え付けよう。企業は倒産し、官僚は服を脱ぐことにしよう。そうすれば制度も手を加えなければならない。経済に負担になるという理由で引き延ばした制度から導入すればどうだろうか。安全を無視すれば損害賠償の責任が加重される懲罰的損害賠償制、一部の被害者が賠償されればほかの被害者も自動的に賠償を受ける集団訴訟制、製造物責任制度のような安全責任の法制度から検討しよう。なじみが薄い用語だが、安全を無視すれば利益よりも損害をはるかに大きくしようという意味だ。

 
キム・ヨンウク韓国金融研究院常勤諮問委員


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