日本で打ち上げられるUAE初の「国産衛星」は韓国中小企業の作品(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.08 16:39
「アラブ首長国連邦(UAE)で製作された最初の衛星」「KhalifaSat(カリファサット)がUAE宇宙産業の新たな時代を開く」
中東の富国として名を馳せたUAEのムハンマド・ビン・ラシド宇宙センター(MBRSC)は最近、祭りを控えたような雰囲気に包まれている。今年10月に打ち上げられる観測人工衛星「KhalifaSat」のための特設サイトを作って広報に熱を上げている。このサイトにはKhalifaSatが開発された背景と産業的意味、今後の日程について詳しく紹介している。
UAEから東に6700キロ離れた韓国大田大徳(テジョン・テドク)特区のある民間建物1階。保安ガラス窓の向こう側に縦×横×高さがそれぞれ4メートルの正六面体をしたアイボリー色のコンテナが見えた。コンテナの中にはUAEが誇る「最初の国産衛星」KhalifaSatが入っている。この衛星は今年10月、日本九州最南端の鹿児島県種子島宇宙センターから日本H2Aロケットに搭載されて高度600キロメートルの地球低軌道の周回を始める予定だ。高さ2メートル、重さ300キログラムのこの衛星は、横断歩道の白線まで識別できる70センチ級解像度を備えている。