【時論】敵同士も同じ船に乗れば助け合う=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.27 08:19
今回の産経新聞の報道で、大韓民国は国際社会で嘲弄の対象となり、あっという間に言論弾圧国になってしまった。そしてその後の行動から見ると、彼らにはこれ以上言論の良心を期待することはできない。なら我々はどのように行動するべきだろうか。大韓民国を代表する大統領が隣国のある言論人から屈辱的な扱いを受けた。セウォル号の事故で厳しい時期を経験し、これを収拾しようとしている隣国の元首を相手に事実でない報道をし、これによって国論が分裂しつつある状況で、我々はどのように対応するべきか。
もちろん民主社会では内部的には多様な主張を陳述でき、また意見の隔たりを狭めていく過程で当然葛藤が生じる。しかし今回の事態とともに外国メディアの無責任な誤報で不必要な論争さえ深まる状況では、声を一つにして断固指摘していかなければならないだろう。これが国民大統合の姿といえる。