【社説】経済性は見ないふりして大統領のご機嫌伺いか
大統領という単語とつながりさえすれば不必要な、かつおかしな形態の国家事業が堂々と進行される旧習がみられる。
昨年末、大統領は自分の出身地域である釜山(プサン)の商工関係者たちから東南圏新国際空港建設の建議を受けて建設交通部に検討を指示した。大統領は昨年11月には務安(ムアン)郡守の要請を受けて全南務安空港の拡張を督励した。これより前、政権初期の2003年9月、鉄道庁は大統領の故郷の知人や先後輩たちの要請を受け入れて釜山新港湾鉄道建設で大統領の故郷の村と近くに駅が1つできるよう計画を変更した。