<平昌五輪>製雪300億ウォンvs除雪30億ウォン(1)

<平昌五輪>製雪300億ウォンvs除雪30億ウォン(1)

2017年12月22日16時05分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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2018平昌五輪を控えた21日、江原道旌善アルパイン競技場で雪を作って平坦化する製雪作業が真っ最中だ。スロープの上にばら撒いた人工雪を踏んでみると、体重をのせてもそれほどへこまなかった。
  「よく作り、よく片づけろ」

  開幕を49日前にした2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)組織委員会に下された特命だ。大会期間中に雪上種目を行うマウンテンクラスター〔mountain cluster、平昌・旌善(チョンソン)〕は雪との戦争が最中だ。一方では雪を作るために、他方では雪を片付けるために24時間死闘を繰り広げている。

  白い雪がうず高く積もった競技場と周辺の風景は一幅の風景画だが、大会を準備する人々にはうれしいだけではない。冬季五輪で雪は特別だ。「製雪(雪作り)」と「除雪(雪片付け)」が平昌五輪の成功の重要な変数だ。

  ◆「デスクッキー」との戦争

  21日午前、江原道(カンウォンド)旌善郡可里旺山(カリワンサン)の旌善アルパイン競技場。遠くから見るとスロープをぼやけた霧が覆った。近付くと、製雪機が噴き出す雪の粒子が飛び散る姿だった。

  一般のスキー場と五輪のスキー競技場の雪は密度から違う。一般のスキー場の場合、水を雪に変えれば体積が5倍に増える。だが、五輪スキー競技場の場合、同じ量の水を雪に変えても体積が1.7倍にしか増えない。雪の粒子がはるかにこまかくて硬いからだ。厳密に言うと、雪と氷の中間段階程度だ。

  38年間、人工雪を作ってきた製雪専門家キム・ガンウ競技場運営部長は「スロープの雪面がもろい場合、選手たちのエッジング(edging・スキープレートの側面に力をのせて方向を変えること)によってえぐられてデコボコになる。反対に、硬ければエッジングができず、滑る恐れがある」とし「100人が出場しても1番から100番まで全員に同じ環境を提供するのがスロープ製作の核心」と話した。

  たびたびスロープから落ちた雪切れを踏んで滑り、大きくけがをする選手たちがいる。キム部長は「このような雪切れを『デスクッキー(death cookie)』と呼ぶ」とし「雪をまともに作るのは選手たちの命を救うことでもある」と話した。

  人工雪製雪機は水粒子を細かく分けて空気に散らかす機械だ。この粒子が冷たい空気中の水分と結合して結晶が大きくなる。旌善アルパイン競技場の人工雪は近隣の五大川(オテチョン)のきれいな水を汲み上げて作る。冷却塔(cooling tower)を経て温度を下げた水を製雪機を通じて空気の中に噴き出す過程を繰り返す。氷点下2~3度、湿度60%程度で最高品質の雪を作ることができる。

<平昌五輪>製雪300億ウォンvs除雪30億ウォン(2)

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