保護者の「土下座の訴え」で…ソウルで17年ぶりの障害者学校、来年9月開校
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.22 15:52
昨年、障害者の子どもを持つ保護者が地域の住民に「土下座」しながら早期設立を訴えた障害者学校2カ所の建築設計が終わった。障害者学校は施工会社の入札と工事を経て来年9月に開校される。
ソウル市教育庁は22日、ソウル江西(カンソ)地域の特殊学校(ソジン学校)と江南瑞草(ソチョ)地域の特殊学校(ナレ学校)の建築設計を最終的に完成したと明らかにした。また、26日にはソジン学校が設立されるコンジン小学校(ソウル江西区)の建物で障害者の子どもの保護者と地域住民を対象に「特殊学校設立推進説明会」も開催すると伝えた。
ソジン学校とナレ学校は2002年にキョンウン学校(ソウル鍾路区)が設立されて以来ソウルで17ぶりにできる特殊学校。市教育庁の関係者は「特殊学校で実際に生活することになる障害者の生徒のために教育環境を整えようと設計過程から徹底的に準備した」と話した。