韓国型サッカーがKリーグを滅ぼす
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2014.04.07 15:58
韓国サッカーの昔からの美徳がむしろKリーグを滅ぼしている。韓国の指導者は頑張って走る選手が好きだ。速いプレスは聖書の言葉と変わらない。相手がボールを持っていれば、2、3人が一斉に駆け寄ってボールを奪い取る。これが美徳だった。
しかしそこまでだ。攻撃に対する悩みは足りない。守備を厚くした後、俊足のウィングを使ってサイドから逆襲する。そしてクロス。正確につながるケースは少ない。選手はくたばるほど熱心に走るが、競技の質が落ちるという指摘が出てくる。あるKリーグの指導者は「私も試合を見ながらうとうとしたことがある。ファンならどれほど退屈だろうか」と語った。
城南FCと仁川ユナイテッドが5日に行ったKリーグクラシック第6節は、韓国型サッカーがぶつかり合った典型的な試合だった。両チームの選手は競技が終了すると、その場に倒れ込むほど頑張って走った。速いプレスの真髄を見せる試合だった。しかしつまらなかった。この試合を見たサッカーファンは「見ていると、癌になりそうだった」「0-0の試合は勝ち点を与えるべきでない」「不眠症の特効薬だ」などとコメントした。