花札に込められた韓日中文化(1)

花札に込められた韓日中文化(1)

2016年02月09日16時16分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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韓国と日本の花札は似ているが異なる。例えば鳥の絵が入ったカード(左側が韓国の花札、右側が日本の花札)を比較してみると、デザインと色、鳥の種に対する解釈などで差がある。植物でも黒萩(真ん中下)の場合、韓国は萩と解釈するが、日本は藤と解釈し、上下の方向も異なる。
  普段は引き出しの奥に入っている。旧正月・秋夕(チュソク、中秋)連休に出てきて家族を楽しませる。時々争いを起こし、叱咤を受けたりもする。その主人公は花札だ。

  何気なく楽しんでいるが、花札の中には隠れた話が多い。例えばこういう疑問を感じるかもしれない。花札のさまざまな鳥のうち、なぜ2、4、8月の鳥だけ「五鳥」と認めるのか。ここには韓日中の共通文化と日本固有文化、さらに西洋のカードまでも取り入れた花札の秘密が隠れている。

  花札に描かれた鳥・木・人・動物は、韓日中の四季の変化に合わせて生じた伝統文化と風習が動植物に反映された一つの象徴記号だ。したがってこの象徴記号を知ってこそ、花札が持つ文化・生態学的価値を理解することができる。このため花札は話を理解してすればさらにおもしろい。

  花札は光・閲(種)・短・皮(カス)の4枚が1カ月で構成される。最高統治者(光)から民(皮)までを意味する。陰暦1月から12月まで合計48枚だ。日本では18世紀末に花札の最終原本が作られた。その後19世紀初めから韓国に渡ってくる過程で何度も変わった。このため韓日間で使う花札の動植物も一部は異なる解釈をする。

  ◆花札の鳥=鳥が登場する月は1、2、4、8、11、12月だ。1月は鶴、2月は鴬、4月は鳩(韓国)・不如帰(ホトトギス、日本)、8月は雁、11月は燕(韓国は12月)、12月は鳳凰(日本・王権象徴)、鶏(韓国、11月)と、同じだったり違ったりする。

  冬の渡り鳥の鶴は韓日中ともに馴染みのある鳥だ。「トゥルートゥルー」という泣き声に名詞形語尾「~イ」がついてトゥルミと呼ぶ。中国・日本では鶴と呼ばれる。この鶴を五鳥に含めない理由は簡単だ。鶴は韓日中のすべての鳥のうち最も上と考え「礼遇」レベルで含めない。

  鳳凰(鶏)は想像の鳥や飛べないという理由で除外される。燕は「非五鳥」として入れる場合も抜く場合もある。冬の渡り鳥の雁が陰暦8月に登場するのは一見おかしい。しかしこの時期に雁の先発隊がシベリアから韓国を経て日本に向かう姿を表現したという解釈が多い。

花札に込められた韓日中文化(2)

花札に込められた韓日中文化(3)
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