当選確認を知人に頼んで渡した宝くじが99億ウォン?=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.05 09:27
ソウルに住む宅配員キムさん(69)は08年8月、済州道(チェジュド)へ旅行に行った際、ロト宝くじを購入した。数日後にソウルに戻ったキムさんは江南(カンナム)でスーパーを経営する知人のイさんを訪れた。
キムさんが「当選番号を確認してほしい」と言ってイさんにロトを渡した瞬間、キムさんの携帯電話に仕事の電話が入ってきた。キムさんは配達を終えた後、イさんの店に戻り、「ロト宝くじの結果はどうだったのか」と尋ねた。しかしイさんは他の話ばかりして、返事をしなかった。コンピューターを使えずインターネットでも当選結果を確認できないキムさんは「宝くじ1枚を失ったと考えよう」と思ってあきらめた。
ところが4年が過ぎた今年1月、状況が変わった。キムさんからその話を聞いた娘がインターネットで検索したところ、08年8月の第298回ロト1等が済州道(チェジュド)の店から出たということだった。キムさんがその回のロトを購入したところだった。賞金は99億ウォン(約7億円)だった。