日本の市民団体らが4年ぶりに歴史歪曲教科書阻止運動を始める。 対象は、右翼勢力「新しい歴史教科書をつくる会」が扶桑社を通じて作った教科書。日本の市民団体は、01年に扶桑社の教科書採択率を0.039%に抑えた主役だ。
「子どもと教科書全国ネット21」(ネット21)など教科書関連市民団体らは、24日に東京・千代田公会堂で大規模集会を開き、「扶桑社採択率ゼロ運動」を本格的に開始する。
各地方自治体の教育委員会が、来年から使用する教科書を採択する8月末まで、全国で各種集会と講演会を同時多発的に開催する計画だ。 01年に1500回余開いた各種講演回数を、今年は2000回余に増やす方針という。