出産女性の高齢化進む韓国…35歳以上が20代後半を上回る
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.25 15:36
昨年、35歳以上の「高齢妊婦」数が20代中・後半の「若い妊婦」数を初めて上回った。晩婚化が進むにつれて子供を産む年齢も同時に高まっているためだ。韓国女性の初婚平均年齢は昨年初めて30代に入った。晩婚と妊婦高齢化が少子化につながる「低出産の罠」に陥った局面だ。
24日、韓国統計庁が発表した「2015年出生統計」によると、昨年の出生数は43万8400人で一年前の43万5400人に比べて3000人(0.7%)増加した。合計特殊出生率は1.24人で前年よりも0.03人増えた。合計特殊出生率は女性1人が生涯に産むと予想される出生数を指す。小幅増加したものの依然として「超低出産国家」(合計特殊出生率1.3人未満)であるうえに、経済協力開発機構(OECD) 加盟国34カ国のうちポルトガル(1.23人)と最下位を争う水準だ。