タイ・ラオス国境に“友情の橋”架けた日本の緻密な計算(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.21 15:22
ミャンマー-タイ国境都市メーソットにも、カンボジアの海岸都市シアヌークビルにも、中国・昆明とミャンマー・ヤンゴンをつなぐ南北コリドー(回廊)の中間地点マンダレーにも産業団地が造成中だ。経済コリドーがメコン全域の産業を同時復興させているのだ。
中国も経済回廊の建設に参入している。昆明から続く1450キロの「南北経済回廊(North-South Corridor)」を活用するのが中国の戦略だ。南北経済回廊は中国モーハンとラオス・ボーテンなどを経てタイ・バンコクまで続く。カンボジアとラオスをつなぐ「中央経済回廊(Central Corridor)」とも接している。
チョン研究委員は「中国モーハンはわずか数年前まで誰も訪れない辺境地だったが、経済回廊ができてから中国資本が入り、開発に弾みがついた」と説明した。