LGの液晶ディスプレイを搭載したサムスンテレビが来年発売へ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.27 09:52
早ければ来年初めにLGディスプレイが作った液晶ディスプレイ(LCD)が搭載されたサムスンテレビを店舗で見ることができる見通しだ。取り引き物量は10万台にとどまるだろうが、ライバル会社同士に中心部品の取引先になるということから意味があるという分析だ。
26日、匿名を要求した業界関係者は「昨年12月から約1年間長引いたサムスン電子とLGディスプレイのテレビ向けLCDパネルの供給交渉が最後の段階に達した」とし「早ければ来年初めからLGディスプレイが供給するテレビ向けLCDパネルがサムスン電子のテレビに搭載されるだろう」と明らかにした。この関係者は「具体的な物量は最終調整中だが、10万台を超えないだろう」と言及した。
交渉が妥結すればサムスン電子が世界テレビ市場で最も激しく競争してきたLGエレクトロニクス系列社からLCDを供給される初事例となる。今年、サムスン電子はLGエレクトロニクスの有機ELディスプレイ(OLED)テレビに対して「長く使えば画面に残像が消えない不良が現れる」として激しい神経戦を繰り広げてきた。特に、サムスンディスプレイとLGディスプレイは2013年まではOLED技術流出をめぐる攻防、LCD特許侵害訴訟前を行うほど対立関係にあった。