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科学観測データを24時間送り続ける韓国・離於島海洋科学基地(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.18 10:31
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◇海洋水産部「研究員365日常駐させる」

離於島が再び韓中間の熱い問題として浮上する見通しだ。海洋水産部のユン・ジンスク長官は先月初め、「離於島に研究員を365日常駐させる計画だ」と話した。離於島を有人基地化し実効的支配を通じて海洋領土主権を強化するという意味だ。海洋水産部は4月の大統領業務報告で海洋領土に対する主権を強化するため来年上半期までに「海洋領土管理法」を制定すると明らかにした。韓国管轄海域に対する具体的な管理策と権利を法律で明示し日本や中国との海洋境界紛争にさらに積極的に対応するためという趣旨も説明した。離於島基地の責任を負う国立海洋調査院関係者は、「離於島基地を大学など外部研究機関に開放し管理のための常駐人材も置くため関連計画を立てている」と話す。

 
中国が離於島に絡んでくるのは、離於島が「宝の山」であるためだ。離於島海域は寒流と暖流が交差する黄金漁場だ。離於島は近隣12の大陸棚鉱区のうち4鉱区内にある。1969~2005年に行われた4鉱区資源探査で石油埋蔵可能性がある地点3カ所が発見された。特に周辺には天然ガス72億トン、原油1000億バレルがあると推定される。気象と海洋科学分野でも離於島は大切な存在だ。韓半島を通過する台風の54%が離於島から半径150キロメートルを通る台風銀座だ。韓国政府が2003年に海洋科学基地を建てた理由だ。




科学観測データを24時間送り続ける韓国・離於島海洋科学基地(1)

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