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【コラム】どたばたするトランプ大統領の政策が不安だ(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.16 11:42
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新しく導入される健康保険はだれでも加入できるだけでなく、望まない人はいつでも脱退できるとトランプ大統領は壮語した。多くの経済学者はこれを典型的なポピュリズムの発想だと非難した。保険に加入しようと考える人と脱退しようと考える人の両方を満足させるようだが実状ではこうした計画は実現不可能なためだ。

大きな病気になりすぐに保険が必要な人は当然健康保険に加入しようとするが、こうした人たちの加入が続けば増える病院費のために保険料が上がるほかない。もし脱退という活路を開いてくれるなら健康で病院に行く必要のない人たちは高い保険料負担を避けるために保険から脱退するだろう。結局重い患者だけが保険加入を望む典型的な逆選択が広がり、これに伴い保険料は上がり続けるほかはない。オバマケアはこうした逆選択の問題をすべての人たちが無条件で保険に加入するよう強制することで解決したのだ。

 
こうした状況で何の対策もなくオバマケアの廃止からすれば即座に2000万人を超える人が無保険者に転落するという。トランプ大統領もいまになり現実を悟りオバマケアに代わる保険制度は2018年にでも提示するという話をしている。

現在のようにトランプ大統領に対する否定的評価が多い状態で共和党が減税と規制緩和など市場が歓呼できるほどの他の政策を国会で推進できるかに対し懐疑的な見方も登場している。また、民間から資金を誘致してインフラ投資をするという構想も実現されるかは不透明だ。

当初からトランプ大統領の政策に批判を続けてきたポール・クルーグマン教授はトランプ大統領の政策が不確実性だけ増大させ結局ほとんどが失敗に終わる可能性が大きいと主張する。トランプ大統領の政策に対する市場の期待が急速に変われば株価が暴落し金融市場が混乱に陥る可能性も大きい。もしかするとトランプ大統領の当選にともなう災厄はすでに始まっているのかもしれない。

シン・グァンホ高麗(コリョ)大学経済学科教授


【コラム】どたばたするトランプ大統領の政策が不安だ(1)

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