現代車、米国・メキシコ増設比較…TPP発の生産拠点、調整始動するか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.12 16:48
環太平洋経済連携協定(TPP)の妥結で米国とメキシコがグローバル完成車企業の生産拠点として注目されている。TPPによって北米地域で生産する車両をアジア太平洋地域にも無関税で輸出できるからだ。現代(ヒョンデ)・起亜自動車をはじめとするグローバル完成車企業が近く北米工場の増設に出るという展望が出ている。一方、東日本大震災以降「脱日本」路線を歩んできた日本企業はTPP発効後は自国内での生産を増やす可能性が高い。TPP発の自動車生産拠点の大移動が訪れる可能性があるという話だ。
◆米国・メキシコ工場増設の可能性高く